(「産経新聞」三重版・平成17年7月18日)
新しい歴史教科書「つくる会」県支部 四日市で講演会
「新しい歴史教科書をつくる会」県支部の公開講演会「さらば、反日の60年」が17日、四日市の四日市都ホテルで開かれた。県内でも教科書の採択を決める大切な時期だけに「三重での採択に向けて、一人でも多くの人に理解を」と呼びかけた。
講演会には約300人が出席。「新しい歴史教科書をつくる会」理事の新田均・皇學館大学教授が「『新しい歴史教科書』と靖国神社」をテーマに講演。同会県支部長の松浦光修・皇學館助教授が「『新しい歴史教科書』と反日勢力」のテーマで講演した。
今月13日、栃木県大田原市教委が、市区町村で初めて、つくる会メンバーらが執筆した扶桑社の中学歴史・公民教科書を採択。日教組の組織が強い三重では採択は難しいといわれているが、参加者は「今回がだめでも、4年後に向けて活動の輪を広げよう」と誓い合っていた。