(「日本の息吹」 平成21年4月号)
-神武創業から二六六九年- 御歴代天皇のご精神を仰いで
二月十一日、建国記念の日を奉祝する多彩な催しが全国各地で開催された。
とりわけ本年は、天皇陛下御即位二十年を奉祝する映画『平成のご巡幸・第2巻 鎮魂と平和への祈り』が各地で上映され、御即位二十年を奉祝する機運が高まった。
大阪府・大阪市
「奉祝・天皇陛下御即位二十年 建国記念の日をお祝いする府民の集い」が日本会議大阪の主催で開催され、国会議員、府・市議会議員をはじめ日本会議の会員、一般府民ら二百五十名が参加した。
第一部の奉祝式典では、千家好摩日本会議大阪議長が主催者の挨拶、高野伸夫日本会議大阪地方議員懇談会会長が来賓の挨拶、決議に続いて「紀元節」の歌を全員で声高らかに唱和。その後、竹本直一衆議院議員による来賓挨拶、そして田畑政治日本会議大阪北摂支部支部長の先導による聖寿万歳で結んだ。
第二部では奉祝記念映画『平成のご巡幸・第2巻 鎮魂と平和への祈り』を上映。戦没者を一貫して慰霊されている陛下のお姿に場内は静まりかえった。
第三部の記念講演では「皇室と日本人―天皇陛下の祈りと国民として果たすべき役割」と題して、皇學館大学教授の松浦光修先生が、陛下のご本務は神々への限りない「祈り」であることを様々な資料を駆使しながら実にわかりやすく話された。